オムツはずしのポイント

· トイレトレーニングの基本
· 周囲の理解を求めること
· 昼間の排尿機能の発達
· オムツはずしは子供の成長から判断
· オムツはずしのタイミング
· オムツはずしのスタートの条件

トイレトレーニングの基本

トイレトレーニングの基本は子どもの『やる気』です。強制されるのではなく、自発的にママの喜ぶものを与えたい、喜んでもらえることをしたいという『やる気』を育てましょう。ママがイライラしたり、時には怒ったり叱って教え込むのは憎しみの原因になるだけでなく、排泄機能の自然な発達を妨げることにもなります。
トイレトレーニングを楽しく演出するためには、「喜ぶ」「ほめる」「評価をみんなに示す」のサイクルの繰り返しが効果的です。

周囲の理解を求めること

トイレトレーニングはママだけが頑張るものではなく、パパをはじめ、子どもに接するすべての人が協力して進めていきましょう。おばあちゃんやおじいちゃんは、ちょっとせっかちだったりするので、ママとパパのトイレトレーニングに対する考え方とやり方をきちんと理解してもらいましょう。考え方が違ったままだと、間に入った子どもが混乱するだけです。

昼間の排尿機能の発達

生後6ヵ月ごろまでは、1日に約20回もおしっこをします。膀胱におしっこが貯まると無意識に膀胱が収縮し、尿道括約筋が弛緩し、排尿します。生後4ヵ月頃から、寝ている時より目覚めている時におしっこの回数が増えてくるようになります。

生後6ヵ月をすぎると、膀胱もだんだんと大きくなり、おしっこの回数も1日10数回に減少してきます。また、おしっこをする前にちょっと泣くような、膀胱におしっこが貯まった知覚が見えるようになります。

1歳から2歳にかけ、膀胱におしっこが貯まった感じがわかるようになり、排尿そのものを認識できるようになりますが、この段階ではまだ自分の意志でしたり、膀胱におしっこが貯まっていないのに排尿することはできません。
2歳から3歳が昼間の排尿コントロールができるようになる時期です。膀胱の容量も大きくなり、尿意を知覚し、それを制御するメカニズムも発達していきます。
おむつを触ったり、もじもじ・もぞもぞするなどの排尿を知らせる「信号」が出てきます。

3歳から4歳ごろになると、排尿の自立がみとめられます。自分の意志でおしっこができ、ちょっとくらいなら我慢できるようになります。膀胱もぐんぐん大きくなり、4歳から5歳ではほとんどの子どもが昼間のおしっこは独り立ちの時期を迎えます。

オムツはずしは子供の成長から判断

【オムツはずしのタイミング】で話したように、1歳半頃だと気持ちがとても不安定なので、好奇心が育ってくる2歳過ぎからが、オムツはずしを順調に進めることができます。

からだだけでなく心の成長がともなってからにしましょう。

オムツはずしのタイミング

オムツはずしのタイミングは、1歳半過ぎと育児書に書いてあったりしますが、その時期の子どもは、自分と他人の違いを認識し、ママと自分は一体ではなく、別の存在だと認識し始める頃。
そのため母子分離不安が高まり、ママにベッタリ甘え、人見知りする頃にあたります。ここで難しい注文を出すと、拒絶されたと感じやすく、トイレトレーニングに抵抗感を持ちやすくなります。
2歳過ぎから情緒的に安定し始め、ママの要求も受け入れられるようになります。
ママから離れて冒険しよう、新しいことを覚えようという好奇心が育ってくるのもこの頃です。この好奇心こそ、トイレトレーニングを順調に進める最大のパワーです。

トイレトレーニングを早く始めれば、それだけ早く成功するとは言えませんので、「からだ」と「こころ」の機能が十分に整ってから始め、短期決戦で親子ともストレスなく、すんなり自立していくのが理想です。

オムツはずしのスタートの条件

オムツはずしを始めるときに、体の機能 (歩けたり、自分の気持ちを伝えることができるなど) が整ってからといいますが、一番大切なのは、『おしっこの間隔がある程度あく』ことです。おしっこの間隔が30分くらいと短い子の場合、その都度トイレに誘っていては子ども自身も落ち着きませんし、おうちのかたも慌しくて大変なので、この段階ではまだおむつはずれは無理でしょう。
目安としては、2~3時間くらいの間隔があくとおむつはずれが進めやすいと思います。2~3時間くらいの間隔があくのは、2歳ごろが一般的ですが、個人差があるので時期がくるのを待ちましょう。


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